2007年5月19日土曜日

結成総会のご案内

大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会 結成総会

日時:2007年6月6日(水)18時30分開始 開場18時

会場:文京区民センター 2A会議室 資料代:500円
*予約は不要、どなたでも参加できます。直接会場にお越しください

 都営三田線・大江戸線春日駅からA2出口直上
 地下鉄丸の内線後楽園駅から徒歩3分
 JR水道橋駅より徒歩10分

記念講演:操作されつづける「沖縄戦認識」―経過と背景
 石原昌家(沖縄国際大学教授)

報告: 「大江・岩波沖縄戦裁判」について
 岡本 厚(雑誌『世界』編集長)


○会の主旨
大阪地裁に「沖縄戦」の記述を巡って岩波書店と大江健三郎氏を相手取り、裁判が起こされました。原告は、1945年に慶良間列島で発生した住民の「集団自決」は、原告らが命じたと記述しているが、これは事実に反し、名誉を毀損、あるいは故人に対する敬愛追慕の情を侵害する、というものです。原告らは「健全な国民の常識を取り戻す国民運動にしなければならない」と裁判を利用した運動を展開し、軍命令による「集団自決」はなかったとすることによって、日本軍による住民虐殺の事実を抹殺し、「軍隊は住民を守らない」という認識の転換をねらっています。

さらに、この3月の高校日本史教科書の検定結果によれば、文科省は、この裁判での原告の主張を理由に沖縄戦における強制集団死・「集団自決」について日本軍による命令・強制・誘導等の表現を削除・修正させたことが判明しました。

このような動きに対し、歴史の歪曲を許さず、沖縄戦の真実を広く子どもをはじめ市民に知らせていくために、「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」(仮称)を結成します。ぜひ多くの方が結成総会に参加し、入会くださるようお願い申し上げます。

入会は当日会場でも受付(個人年間1000円)
総会参加のみも可

連絡先:東京都千代田区神田神保町3-2 千代田区労協気付
E-MAIL okinawasen@gmail.com
主催:大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会・準備会